スリランカへの道のり⑤
スリランカへ到着した二人、
まずはシーギリヤロックへ向かいます。
ということで着きましたスリランカ!
運転手のニラさんは親切な方で、日本語はまあまあ上手です。
会った時のニコニコ明るい印象とは裏腹に…運転が…荒い…!!!
後部座席に座っていましたが洗濯機に入ってるみたいに体もグワングワン揺れるし、水飲むのも注意しないと大いにこぼれます。つらい…
でもこれはニラさんに限ったことではなくスリランカ人の基本仕様です。
日本人の忍耐力が試されます、がんばりましょう。
さて一日目はほとんど移動ということもあり、ホテルの近くにあったシーギリヤロックだけ見に行きました。
シーギリヤは今までテレビで何度か目にしましたが、実物はすごい!
テレビの画面じゃ全然良さが伝わってないので、興味ある方はぜひ行って体感してください。
ゼルダの伝説のブレスオブザワイルドをやってたんですが、まさにそんな感じの世界でした。パラセールで向こうの山まで飛んでいきたい…!!
ぼいさんも釘付け。
でも実はこの日は移動疲れもあってか、ちょっと体調悪かったようです。
がんばれぼいさん、野性を取り戻すんだ…!
次回はいよいよ買い付けです。
でもその前に番外編が入るかも。
ぼいさんという生きものについて
今回は番外編でぼいさんの紹介です。
ぼいさんは昼間はサラリーマンをしています。
争いを好まず平和主義、基本は論理的、効率的に動くことをヨシとしています。
そのせいか、ヤクザっぽい映画にハマったり、たまにサバゲーをしています。
平和すぎるから悪の要素を取り入れてバランスを取っているのだろうか…
ま、でもサバゲーは楽しいよね。
そしてどこか行く時は5mくらいの距離でもショートカットしたがります。
しかし冒険心にあふれているので、
この道から出れば早く着くぞ!と言いながら見知らぬ路地に入り込むこともあります。
その結果なんか時間かかってゴールに到着…という一面もあり、なんだか見ていて面白いです。
スリランカでどんな冒険心を発揮するのか楽しみにしていてください!
スリランカへの道のり④
日本での準備の話は今回が最後です。
ということで、日本にいる間に何人かのスリランカ人と会いました。
語学を教えてもらったり、カレーの作り方を教えてもらったり…
ほんっっとに皆とっても親切で優しかったです!
特に日本に留学生として来ている子たちは、体全体からいい子オーラが出ていました。
あと、彼らから教えてもらった日本とスリランカのちょっといい話。
第二次世界大戦敗戦後の1951年、サンフランシスコ講和会議で日本は実は分割統治されそうになったんです。
そこで現れたのがスリランカの大統領、戦勝国に演説をし、そのスピーチが響いたおかげで日本は分割されずに済みました。
なので今の日本があるのはスリランカの大統領のおかげです、カッコいいですね!
しかし悲しいのがこの歴史をスリランカ人は知っているのに日本人はほとんど知らないということ。
とても素敵な話なので詳しいサイトで読んでみてください。(私の文才ではまとめきれないので…)
さて話は戻りますが、旅行前日に私はミネラルショーに行きました。
スリランカの出展者目当てとはいえ「ちょーっと話せて、いい石がある場所とか聞けたら儲けもんだ!」くらいの軽い気持ちだったので、
店舗行ってスリランカ人に会って5分でいきなりフレンドリーに、スリランカで会おう!とかご飯一緒に食べよう!とか言われても…
こいつ怪しいんじゃないか…とかおもいっきり思いました。こわいよー!
帰って調べてみると御徒町にビル持ってる真面目なスリランカ人だったので、ホッとしたのと同時にラッキー!と小躍りしました。(単純)
とはいえ、くれぐれも用心は必要ですがね。
さて、次回はいよいよスリランカでのお話です。
スリランカへの道のり③
スリランカ道のり編の続きです。
あと二回くらいしたらスリランカに旅立ちます。
スリランカについて調査を始めた二人。
夫のぼいさんはコミュ力の高いコアラです、英語と中国語(は少し)話せます。
語学ポテンシャルがもともと高いのでスリランカの言葉にも興味津々。
私も向こうで使えたら面白いかと思ってちょっと勉強しましたが…
なんなんだこの文字は~~!
シンハラ語というのですが、なんというか…文字が文字に見えない…模様っぽい…
まず文字として認識するのが難しいです。
でもまるまるしていてとってもキュート。
せっかく書き方と読み方を勉強したし、そのうちシンハラ語のジュエリーでも作ってみようかな。
あと発音は結構日本語と似ているので、あいさつとか覚えていくと向こうで普通に使えます。
ちょっと話すだけでもスリランカの人は喜んでくれるので楽しいです。
お店とかだと、ちょっと話して仲良くなってなんか買おうとするとまけてくれたりするのでぜひ覚えましょう!
(※基本スリランカは英語が使えます、日本語も話せる人多い)
私が良く使った言葉は、
キーヤダ?(これいくら?)
ガナン!(高い!)
ラサイ(おいしい)
サライ(辛い)
アーユボーワン(こんにちは、こんばんわ)
ストゥーティ(ありがとう)
キリテー(ミルクティー)
ですね、キーヤダは色んなところで使いました。
元気よく「キーヤダ?」と、使うとお店の人がちょっとニヤッとしてくれて、場が和んでいい感じになります(笑)
スリランカに行く際は参考にしてみてください!
国際宝飾展へ行きました
今日はスリランカ話はお休みして、最近あったイベントについて。
今月の26・27日で東京の国際宝飾展へ行ってきました。
毎年招待状は届いてましたが、実は参加は今回が初めて。
今までは宝石の仕入れは近くの彫金屋さんで済ませてしましたが、
年末にスリランカへ行って質の良いサファイアをたくさん見てから「自分で海外で宝石を探して買うこと」にも興味が出てしまい、国際宝飾展で何か面白い体験ができるかもと思い参加しました。
初の東京ビックサイト。
会場内は撮影不可なのでイラストで雰囲気をお伝えします。
今回欲しいのはスライスカットやトルマリンのバイカラーのルース!
ついでにお店の人と仲良くなれたら‥とちょっと期待してみる。
まずは目星をつけていたお店に直行しました。
が、時すでに遅し…
私が行った日は開催から3日目だったので、トルマリンは小さいルースやクラックがかなり入ったものしか残っていませんでした。
でも綺麗なスライスカットのルビーを発見。
他にもゴソゴソ探してみると、おっ、綺麗なカットのクオーツもたくさんある!
色々掘り出すのですが石に値段は書いてありません。
カラット(重さ)売りで、石によって値段がまちまちなので、お店の人に調べてもらわないと値段はわからないのです。
ちょっとめんどい。
でも海外のお店は大体こんな感じなのでしょうがない。
私の前のお客さんは、たっっかい宝石を大量に買ってました。
ってゆうかこの後に値段聞いて買うの嫌なんだけど‥しかも数個だけ‥!
ドキドキしながら値段を教えてもらい、予算内の宝石だけ購入。
お客さんだらけでここのお店の人とは全く話せずでした、残念。
他にもたくさんお店があり、
日本のルース屋さんやオパール専門のお店を見たりウロウロ。
でも欲しい石がなかなか見つからない‥
というか、やっぱりトルマリンが欲しいんだよなぁ‥
とかなんとか思っていたら、端っこの方にインドの宝石屋さんを発見!
しかもバイカラーのトルマリンがたくさんある!
トルマリンに夢中になっていると、
すごく気さくなインド人の店員さんが話しかけてくれました。
本社はジャイプールにあるとのこと。
ジャイプール!!
ジャイプールは私が今ナンバーワンに行きたい場所!
なぜかというと、ジャイプールには世界の宝石が集まるのだ。
宝石好きにはたまらない。
という事で猛烈に行きたいという事をアピール。
もし本当に来るならお店においでよと言われ、名刺交換。
でもきっと、向こうはたくさんのお客を相手にしてるから忘れちゃうだろうな‥忘れないでくれー!
と‥
そんなこんなで色んなお店をまわり、たくさんの宝石を買って帰ってきました
ジャイプールの人とも話せたし、満足満足。
色んな国のお店の人と話して交渉したり、たくさんある中から良いルースを探して見つけるのが楽しかったです。
機会があればまた参加します。
スリランカへの道のり②
今回はなぜスリランカに新婚旅行で行くことになったのか、を描きました。
候補の国はいくつかありましたが、
調べてみると治安や衛生面が不安だったり肝心の採掘場に一般人は入れなかったり…色々と問題が出てきてきました。
ちょっとくらいの危険であれば行ってもいいかなー、とも一瞬考えましたが、
旅スキル1の私たち…
何かあったら対応できるはずありません。安全第一!
調べて調べて、結果全部の問題をクリアした国は一つだけ、それがスリランカ。
インドのちょっと下にある小さな島国ですが、
なんとエメラルドとダイアモンド以外の宝石はほとんど出てくると噂の宝石大国!
治安も良く、ご飯も美味しく気候も暖かく過ごしやすい、そして町中にある採掘場‥
行かない理由がないので即決定。
とりあえず目的となる国が見つかって良かった~!
余談ですが…
ついでにスリランカから1時間でモルディブに着くことが分かったので、
ハネムーンらしいことも一応やっとこうということになり四日間だけモルディブに滞在することにしました。
ほんとにリゾート満喫しただけなので漫画には描きませんが、モルディブもちろん最高でしたよ!
新婚旅行でリゾート満喫しつつ宝石ハントしたい夫婦にはおすすめのコースです(笑)